元彼が死んだ話
僕去年の2月から付き合ってた彼氏がいたんですね。12月頭に別れましたけど。
その人とはオンラインコミュニティで知り合って、僕の中学の卒業生だったことから仲良くなって付き合い始めたんです。歳も彼が2個上な位でそんな離れてないし、彼も家庭環境とか色々あって自称経験者だったので話も合ったんです。そんな彼氏に12月頭突然振られました。理由としては「これから自分がやりたい事とsigmaとの時間を両立出来る自信が無い。sigmaに辛い思いをさせるなら新しい幸せを早く見つけてもらった方がいい」との事でした。最後まで優しい僕の彼氏。
その五日後、彼は部屋のドアノブに首を掛けました。腕には無数の傷があったそうな。
遺書に僕の名前が出てきたので僕の周りではまぁまぁな騒ぎになりました。
最期まで僕のことを気にかけてくれた優しい元彼、暫くは彼の事を忘れることは出来なさそうです。
ある日家に帰りたくなくなって彼に電話をかけたら北千住まで一緒に逃げてくれたこともありました、懐かしい。
色んな思い出もあるんです。一緒に泣きながらリスカしたこともあった、互いに手当し合うとか言うカオスな状況になったけど。
眼鏡もお揃いで買うくらいには仲良くしてました。1番安いフレームだったけどそれだけでもう幸せだった。
彼が死んだと知った時今まででいちばん深くリスカしました。
んで次にしようとしたのが首吊り。中原中也も言ってましたよ。「愛する者が死んだ時には、自殺しなきゃあなりません。」ってね。
カーテンレールにネクタイ掛けていざ、って時にふと冷静になって思ったんです。このレール耐荷重いくつだろう、って。
後遺症残るのも嫌だし他にかけられるところもないし諦めてリスカして病院行きました。
また縫ったよ。
その少し後に入院したのでこれきっかけで調子崩したのもある。ほんとに好きだった。
僕があの時引き止めてたら何か変わったのかな...とか、あの時死にきれてたらまた会えたかな...とか。未練タラタラですよホントに。
ましゃのライブも行けてないし、テニミュ行こうって言ったのに行けてないし、行きたいところもやりたいことも沢山あったのに、選択ミスったかなぁ...って。
恋愛って慎重にやった方がいいですね。
衝動的なのも情熱的で悪くないんですけどほんとに一瞬ですから。
SCPのアイギアで言うギアーズ博士の気分ですよ↓(読めばわかる)
In His Own Image: Epilogue - SCP財団
最後までありがとうございましたっ。